General Staff Talk

General Staff Talk

業務職対談業務職社員が語る業務職の役割

三井物産ケミカルは、「総合職」がお客様との商談を担当し、「業務職」が的確な納品をコントロールする役割分担をしています。船やトラックなどを手配して、商品をお客様の元に届けるのは、オフィスで働く業務職の役割。どのような心がけで、どのように仕事をしているのか、対談しました。

Talk Session

主体的に動けることこそが
業務職に求められること。
大きな責任もあるが、
それがやりがいに繋がる

道下 絵里香

本店営業本部・化成品部
アロマ・化成品室

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塗料、接着剤などの原料となる「キシレン」の国内・輸出デリバリーを担当。生産量に変動があるため、在庫バランスを管理するのが難しい商品で、毎日のようにお取引先様や船会社と連絡を取りデリバリーの調整を行っています。輸出も担当しているので、海外の取引先と連絡を取ることも多いですね。

鈴木 瑛梨佳

本店営業本部・溶剤部
溶剤第二室

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固形燃料やウィンドーウォッシャーの原料となる「メタノール」の国内デリバリーを担当。毒劇物のため取扱いに注意が必要で、且つ納入先は全国100カ所以上ある為、膨大な量のオーダーを手配しています。お客様との日々のコミュニケーションが欠かせません。

池田 櫻子

本店営業本部・ウレタン材料部
ウレタン材料第二室

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ベット・ソファー等のクッション材の原料となる「ウレタン」の国内デリバリー業務を担当。営業担当者の「サポート」というよりも、営業力のある業務職でありたいと思っています。

“先を読む力”と
“臨機応変な対応”が大事

道下

業務職として大切なのは、先を読んで行動すること。生産量がブレると出荷スケジュールを調整しなくてはいけないですし、船での輸送が多いので天候不良でスケジュールが変更になることも少なくありません。お取引先様の状況に合わせて臨機応変に対応することが求められます。そのようなときは必要な情報や確認事項を先読みして、即座に対応策を考えないといけないですね。マニュアル通りの仕事だけではないので、自ら提案したり解決案を考えたりとやりがいのある仕事だと思います。実務の観点から営業担当者にアドバイスすることもあります。

鈴木

業務職は、オフィスで仕事を守る存在だと思っています。営業担当者の不在時に起こるトラブルには、まず業務職が自ら考え、初期対応をしなければなりません。
私が担当している商品の出荷地は、天候に左右されるケースが度々あり、風速18メートル以上で強制的に出荷停止になってしまいます。
そうすると、該当するオーダーの出荷日・出荷地・運送会社・納入日の組み合わせを考え直し、最適なプランを練って、お客様に再度ご検討いただく必要が出てきますよね。前例がなくても少しでも可能性があるならば、ご希望に沿えるように各所へ交渉してみる。日々のデリバリー業務で築いた運送会社との連携を緊急時こそ活かす。このように、培った経験を基に自信を持って取り組む事が業務職としての仕事の醍醐味だと思います。

池田

お客様に寄り添った密なコミュニケーションが大事ですよね。先日、お客様と原料仕入先との間で価格等の折り合いがつかず、ビジネス全体が消えてしまいそうになったんです。その商品は他のメーカーでも製造をしていたため、売り先のお客様は別の商社を通しても、原料を仕入れることが出来たのですが、結果として、引き続き当社を選んでくれました。後から伺った話によると、私たちバックオフィスの真摯な対応も、ご評価頂けていたとのこと。総合職が新しい仕入先を探している最中も、私がお客様の状況を小まめに確認していたんですよね。それが、商売継続の一因になったそうで、業務職としても営業活動に貢献できていることを初めて実感した瞬間でした。単なる“事務”ではなく「総合職とペアになり仕事を取っていくんだ」という責任感とやりがい感じた経験でしたね。

能動的に動く力を、
チームで養っていく環境

道下

私は入社早々に仕事の引継ぎが始まったので、最初は覚えることがたくさんあって大変でした。周りの先輩方に追いつきたい一心でしたね。MMリーダー(教育係)として鈴木さんを指導した時はかなり厳しく指導したと思いますが、早く一人前になって欲しいという思いと、自分で考えて行動できる業務職になって欲しいという思いがありました。

鈴木

今だから言えるのかもしれませんが、実は厳しさの中に愛を感じていました。最初は丁寧に説明したうえで、2回目からは「やってごらん」と任せてくださるスタイルが、私にはとても合っていたと思います。“一人で出来ないところが分かっていないところ”という教えのもとに育ち、主体的に行動する重要性を学びました。

池田

私のMMリーダーの先輩も同じような指導方法でした。常に、傍で見てくださっている安心感はありますが、早く一人立ち出来るように新入社員にも裁量を与えて一任する考えの方が当社には多いと思います。

鈴木

3年目の時に、同じ担当商品の営業担当になった総合職の新人教育に携わりました。当時は職域を越えて指導する立場になるとは思っていませんでしたが、業務日誌を毎日添削し細かい業務を教えることで、自身の仕事を振り返る良い機会にもなりました。一緒に協力して営業目標を達成した時には、非常に嬉しく新たな自信に繋がりましたね。

池田

私はまだ2年目なので、先輩方に学ぶことばかり。業務職でも主体的に動けることに憧れて入社したのに、自分の経験不足によって自信を持って意見が言えない場面も多かったんです。でも、業務職の先輩方は、改善につながる提案を怖がったりしない。その姿を見て、私も少しずつ能動的に動けるようになってきました。

仕事もプライベートも、
どちらも充実させられる環境

道下

三井物産ケミカルは、すごく風通しが良い会社だと思います。本店はワンフロアで社長室もないので、社長から新入社員まで全員の顔が見えるんですよ。困ったことがあっても、部署を越えて気軽に相談できる環境です。

鈴木

確かに、思ったことはどなたにでも素直にお話出来ますね。室長や部長にも「私はこう思うのですが、いかがでしょうか?」と若手からも提案しやすいところが良いなと感じています。

池田

同期も仲が良いですね。プライベートで遊ぶことはもちろん、同期の担当案件について話し合って、それぞれ対策を提案する、なんてこともあります。みんなが情熱を持って仕事に取り組めている空気が、心地良いんです。また、私はフットサル部とテニス部を掛け持ちしていて、1~2カ月に1回ずつくらい活動しているので、仕事以外でも他部署の方と接する機会が多いのも楽しいですね。

鈴木

当社は9時15分~17時30分の勤務なので、商社でグローバルな仕事をしつつ、プライベートの時間もきっちりとれるのが嬉しいですね。小学校6年生まで時短勤務を活用できるので、産休・育休・時短勤務をフルに活用している先輩もたくさんいるのも、安心できます。

道下

業務職同士で業務内容を共有しているので、属人的な仕事は少ないです。誰かが休んだ時は他の人がフォローするという関係になっているので、休暇も取りやすいです。毎年休暇を取って、海外旅行を楽しむ方も多いですね。
就業時間内は目の前の仕事に精一杯取り組み、休む時は休む。仕事もプライベートも充実させたいという、メリハリのあるライフスタイルに共感してくれる方と一緒に働きたいですね。

涙が、商売の母だ。
失敗、失敗、失敗、成功。それでいい。
社員それぞれのストーリーがここに。

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